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腎移植とまっすぐ向き合って〜

腎移植手術 入院日

腎移植手術を迎えるにあたって・・・。

 

記事の構成を最初に説明しておきます。
全ての記事構成はこのようになっております。

 

1.簡単な挨拶
2.その日(その週)にやること
3.食事の紹介(朝・昼・夕)
4.その日(その週)にやることの具体的説明・解説・経験談
5.病院あるある話・役に立つ話
6.まとめの挨拶(次への心構えなど)


 

1.簡単な挨拶

始まりのご挨拶として、毎日行うことや、簡単な見通し、今の気持ちなどを書いています。

 

2.その日(その週)にやること

一日の見通しをまずは知るためにまとめています。
誰が見ても、すっきりわかるように簡潔にまとめています。
特に、の印のあるとことろ。初めてのことなので、チェックが必要です。
★症状によって、また、病院体制により、多少のずれはあります。
 名古屋第二赤十字病院でのスケジュールです。(総務にて掲載の許可は得ています)

 

3.食事の紹介(朝・昼・夕)

食事の記録を載せます。バナーも腎移植用に作り直しました^^
日々の食事の感想や、失敗談・・・なんかも載せます。

 

4.その日(その週)にやることの具体的説明・解説・経験談

2で、全体の見通しをつかんだら、次に、のマークのところを経験談を交えて丁寧に説明します。専門的な知識や、役に立つ情報は、リンクをはっています。ぜひ参考にしてください。

 

5.病院あるある話・役に立つ話

病院でしか味わえないあるある話を紹介します。面白い話や、共感する話、どうでもいい話まで、僕の経験上から書いてみました。

 

6.まとめの挨拶

一日を終えて、簡単なまとめの挨拶をします。

 

 

何となく、このような構成で仕上げています。
なるべく、万人に必要な情報を上記に、より詳しい中身を下位に、コアな話や、どうでもいい話を下位のほうに、書いてみました。

 

もちろん例外もあり、4.その日にやることの具体的説明 の話がふくらんで、一気にまとめる場合もあります。
読み進めやすいように、工夫しました。

 

どうぞよろしくお願いします。


 

それでは、いよいよレッツ!スタート!
いよいよはじまるよ!

入院日 手術6日前

 

タカです。今日も見ていただきありがとうございます。
いよいよ腎移植手術を控えての入院。検査入院とは全く意味合いが違います。
僕は、それほどドキドキしなかったですね。
だって、検査入院のときと同じ病院だったから。

 

ただいま〜

 

のイメージが近いかなあ?(笑)

 

病室で一人になった瞬間とか、急に怖くなったりしましたね。僕の場合。
そんな時、僕のサイトが役に立つと嬉しいです。

 


 

まずは、一日の流れはこんな感じ。

入院日の出来事(手術6日前)

 

検査・処置

・体重測定
・胸部・腹部レントゲン
・肺機能検査
・心電図
・採血

 

・薬の服用
・現在服用している薬の種類の確認(薬剤師)

 

説明・指導

・病棟設備、日課、今後の予定について説明
・自己管理ノートの記入開始
 血圧、脈拍、体温を1日に5回(6時、10時、14時、18時、21時)測定する。

 

・うがいの説明
・毎朝、体重を測ることの確認

 

食事

・治療食(腎不全食)
・水分制限なし

 

安静度

・制限なし

 

清潔度

・入浴、シャワー可

 

排泄

・通常通り
・尿の出るときは、蓄尿する。

 

その他

 

入院手続きをしてください。入院治療計画書に署名して提出してください。


 

僕が病院の雰囲気に慣れているのを知ってか知らずか、顔なじみになった看護師さんの説明もかなり簡略化されます。
病院での過ごし方や、必要最低限毎日行うことなど、お話はありますが、それほど長話にはなりません。

 

検査入院と同じように、受付を済ませて、デイルームで待つ時間は、人によって差がありようです。
受付すれば、すぐに看護師さんが対応してくれるほど、看護師さんも暇ではなく、すきまの時間の中で、対応しています。

 

僕も、デイルームで30分ほど待ちました。

 

いよいよお楽しみの病室ですが、今回も大部屋の窓際でした。前回のときと、場所が違うので、窓からの景色が違うくらいで、それほどの違いは見当たりません。

 

同じ病室内のいる人、どんな人だろう・・・夜眠れるかなあ・・・仲良くなれるといいなあ・・・・

 

やはり、大部屋だと、誰がいるのかわからないので、ものすごく気になるところです。
その話は後ほどしますね。

 

服装や、荷物の準備、薬のセットなど、おそらく何も言われなくても手際よくできるくらいになっていると思います。
検査入院のときと同じく、病衣は手術当日意外は、レンタルしませんでした。
パジャマと、Tシャツ、運動着は持参しました。
レンタルしてもそれほど高くはないのですが、動きやすい服装でいたかったのが大きな原因ですね。

 

先生って、動きやすい服装は、たぶん他の方よりたくさん持っています。
だって、毎日動きやすい服装で授業しているし。通勤は、スーツですけどね。

 

 

こんなところで言うことではないかもしれませんが、先生って、通勤時でも、私服のような方って増えていると思います。特に若い人・・。

 

あの人、学校の先生よね〜。。と、学校の先生という看板を背負って生きている以上、通勤時は私服は良くないと思います。
出張や、研修、研究会、保護者とお会いするときも私服の方もいます。僕の知り合いは、ずっと私服で通した方の地位が上がったと同時に、急にスーツを着た人もいましたね・・・・。まあ、いいですけど。
また、先生の集合写真のときだけスーツを着ている人とか何なん?と思いますが、まあ、ひとそれぞれの価値観をどうこう言い出したらきりがありません。

 

服装がすべてでないのは重々承知しています。
それでも、権威ある立場の先生という職業。最低限のマナーだと僕は思っています。

 

僕は、バカ正直ですが、初任のときにベテランの先生から服装の指導をされたときから、ずっと約束を守り通してきました。

 

「通勤はスーツを着る」「教員という看板を背負って服装の大事」

 

約束をバカみたいにずっと守り通す!僕の誇りでもありますよ。


 

僕も例外なく、サッカーTシャツ(ユニホーム)を50着以上は持っています。バルサに、ユーべに、グランパスに、マンUに・・・すごく着心地がいいんです。
だから、毎日いろいろな種類のサッカーユニホームを学校でも着ていました^^・
理科の先生でもあるので、理科の実験は理科の先生っぽく白衣を着ていました。お父さんからもらったお気に入りの白衣^^

 

ごめんなさい。だいぶ脱線しました。
そのため、僕は、日替わりでサッカーユニホームを着ていましたね。

 

周りの患者さん、看護士さんから

 

「すごくおしゃれ!カッコいいわ!」


 

「いつも何着てくれるか楽しみよ!」


 

といっていただき、完全に興味本位とお世辞であるにも関わらず、僕もまんざらではない気持ちでもありました。

 

検査のときって、病棟の動きがはっきり言って多いです。
僕は、次入院するとわかっていても、病衣はレンタルしないで、普段の着やすい服を持参します。参考までにしてください。

 

服装、現在服用している薬、コップ、手洗い用タオルなど、普段使うものは近くに整理しました。

 

そうそう、お風呂の予約も忘れないようにしないといけないですね^^・
希望の時間は空いている可能性は低いですが・・・。

 

検査といっては、真新しい検査はありません。
復習したい場合は、検査入院まるわかり特集をご覧ください。
・胸部・腹部レントゲン
・肺機能検査
・心電図
・採血

 

いずれかの検査がすぐに受けることができます。
検査入院でもずいぶん、病院での過ごし方が慣れていることもあって、スムーズに過ごすことができます。
通院とちがって、入院のよさをここで実感できますね^^。
腕についたバーコードを見せれば、すぐに検査できます。

 

注意といったら、すぐに病室に戻ることでしょうか・・
検査の準備が出来次第、ナースステーションを経て、看護師からお呼びがかかります。

 

タカさん、
○○病棟、○○階にて○○の検査があります。

 

準備が整い次第、検査に行ってください。


 

そのため、いつ呼ばれてもいいように、病室でスタンバイしておく必要があります。
そうは言っても、病室でなくデイルームで仲間とお話していても、看護士さんが目ざとく見つけてお知らせしてくれます。

 

 

たくさん患者さんがいる中で、それぞれ検査もスケジュールも違う患者さんがいる中で、自分勝手な都合で検査が受けられないのは、どうかと思います。病院での過ごし方のマナーとして、看護士さんの目に付くところにいることも、重要だと思いますよ。

 

暇だからといって、売店でのんびり過ごしたり、立ち読みで長く過ごしたりするのはやめたほうがいいと思いますよ。


 

入院日のお楽しみの食事はこちら。

 

今回も、腎移植入院用に、食事のバナーを新装しました^^・

 

 

検査入院のときと同じように、箸を一緒に片付けないようにして・・・。

 

食べ終わったら、所定のところまで、運ぶ・・・と。

 

お茶パックも、ここでは飲まないようにして、夜用にキープしておいて・・・と。

 

(わけがわからない人は、検査入院のとき学んだ工夫です。ご覧になってください)


 

食事も相変わらずおいしくいただきました。デザートが楽しみですね。(子どもか!)
やはり、久しぶりの感じたことは、

 

「病院の味って濃いなあ。これで塩分調整できているってすごいなあ!」

 

ホント感じます。
普段食べているものが、自分でも気をつけて減塩しているので、特に思いますね。

 

また、新しい気持ち。

 

「手術が終わって、またいろんなもの、食べることができるなら、食べたいなあ・・・」

 

頭の中には、食事制限で食べられないもの
身体が弱ったが故に食べられなくなったもの

 

いろいろな気持ちが交錯していました。
でも、ここにいるのが病院で、間近に迫った手術のこと考えると、そればかり考えてしまいます。
まあ、とはいって考えてもしょうがないですけどね。

 

そんな時、助けになったのは、経験者の声声声・・・。

 

「大丈夫!何の心配もしなくても、病院に全て任せれば大丈夫!」
レシピエントの方々の言葉がこれほど支えになったことはありません。

 



画像をクリックしてください。朋友会(レシピエントの会)のホームページに飛びます。

 

 

 

自己管理ノートの記入開始

とても大事な説明が入院日にあります。
これから毎日行う蓄尿や、体重を測ることなども当然大事ですが・・。

 

自己管理ノートの記入
 血圧、脈拍、体温を1日に5回(6時、10時、14時、18時、21時)測定する。

 

上記のとおりですが、時間になったら必ず自己管理ノートの記入を、自分で行います

 

検査入院のときの、蓄尿量、水分量、トイレの回数、排便の回数に、プラスして上記を行います。
薬の管理も検査入院同様自分で行います。
(朝、晩、寝る前に飲む薬を準備してボックスに入れる)

 

けっこう、あっという間に時間がやってきます。忘れないようにしたいですね。

 

僕は、こういった自己管理を人に言われてやるようではダメだと思っていたので、徹底的に守って行いました。

 

このための僕の工夫としては、

血圧計(脈拍も同時測定)、体温計、コップ、自己管理ノートを一番近いところにおきました。

何事もそうですが、優先順位の高いものを近くに置くって大切ですね。なるべく効率がよくなるように。

 

大きい時計を常に見ることができるところにおきました。

100円均一で購入したやつで十分でしたよ。

 

アップルウォッチで時間になったら「測定時間」の文字が表示されるようにしました。

僕のアイフォンと連動していたので、ミスもなかったです。

 

21時測定のときに、電卓が自動で立ち上がるようにしました。(水分量、蓄尿量合計のため)

そうは言っても、暗算で計算できていましたね。実際のところ。

 

 

自己管理ノートは、手術する上で大切なデータです。
気づかないときは、看護士さんが教えてくれますが、できれば自分自身で行いたいですね。


 

 

入院日を終えて

入院日を終えて、一番感じたのは、安心感。
検査入院のときの緊張がうそのように、リラックスして入院することができました。

 

ドキドキしたのは大部屋に誰がいるか?でしょうか。

 

大部屋では、手術を終えたばかりの僕より少し年上の方がいらっしゃいました。
ものすごい数のDVDを持っていて、全部貸してくれました^^・
「入院生活って、ものすごく暇だから、好きなだけ見ていいよ」って。

 

なるほど。こんな過ごし方もあるんだ!
僕は、DVDをレンタルで数本借りて持参してきましたが、その比ではないくらい貸してくれました。
(500枚くらい・・・決して大げさに言っていません)
僕が、どんなDVDを借りてきたかって・・・それは、ご想像にお任せいたします(笑)

 

僕は、検査入院のときとは違い、テレビとヘッドフォンを準備していました。
テレビはポータブル(DVDつき)のもので、病室のアンテナから直接つなげたので、快適に見ることができました。
(当然、テレビを持ってくることの許可は得ましたよ)
テレビカードも使わないで見ることができるので、お勧めです!

 

また、ヘッドフォンは、ワイヤレスのサラウンド型。大型量販店やネット全てを吟味した上で選びました。
ワイヤレスは、コードがなくていいですね!
Bluetoothで、テレビにもアイフォンにもどちらにも繋げることができて、快適でした^^・

 

こちらは、「入院の持ち物」の記事に詳しくまとめたので、よかったら参考にしてください。

 

入院日は、ものすごくリラックスして終えることができました。
夜の消灯も相変わらす、看護士さんが

 

消灯の時間です!

 

おやすみなさい!

 

バチ!!(電気を切る音)


と、こちらが何をしていようと電気を消す潔さでしたww。

 

入院日は、久しぶりの病院の夜でなかなか寝付けなかったですが、想像以上に静かに眠ることができました。

 

続きを読む 腎移植手術 手術前日までの道のり

 

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