手術後3週目の過ごし方
タカです。
いつも見ていただきありがとうございます。
ここでは、手術後3週目のことを記事にします。
退院間近になり、順調に回復しているかどうかの検査があります。
(腹部CT、眼科、栄養相談)
僕は、食について大の苦手なので、栄養指導はメチャクチャ真剣でしたよ。
手術後14日目〜19日目の出来事
検査・処置
・体重測定(毎日)
・採血(毎日)
・傷の消毒
・退院前の検査を行っていきます。
腹部CT、眼科、栄養相談
・腎移植後の社会保障の説明
(検査の日にちが決まり次第お知らせします)
薬
・免疫抑制剤、プレドニンの内服
説明・指導
・退院後の自己管理
食事
・腎移植後食
・水分1日(1500ml〜2000ml)
安静度
・院内歩行可
・15日目より希望者は外出可。
清潔度
・入浴、シャワー可
排泄
・尿意を感じからの通常排尿。
★300ml以上はためないでくださいね。
その他
腎移植手術後3週目は、痛みもずいぶん和らぎ、自由に動けるようになります。
退院間近って、かなり自由度が増します。
まずは、食事をまとめてどうぞ!
この時期は、毎日続けると決めたウォーキングを必ず行っていました。
食べている時以外は、歩いている感覚。
朝起きて、体重を測って、着替えたらすぐに歩き出す。
朝食を食べ終わったら、食器の片づけをしてすぐに歩き出す。
昼食を食べたらすぐに歩き出す。
夜は、昼間に検査などで歩くことができなかったときに、なるべく歩くようにしました。
そのため、必要以上にお腹がペコペコでした。
食事を配りだすと、病室に戻っていた感じですね。
また、食事もおいしくて、量も足りないくらい。
「もっと食べたい」
と訴えても、量を調整しているので、当然ダメでした・・・。
ウォーキングの記録はこちら。
ウォーキングの画像で、朝から約10000歩。歩いているのが分かると思います。
勉強も、仕事もそうですが、朝一で活動するのが一番能率的・効率的です。
また、モチベーションの継続にもなります。
「あとでやるからいいや。」ではなく、「今やる」
昼間に、歩けていない日は、検査があったり、面談があったり、教育活動(勉強)をしていました。
テレビを見たり、ゲームをしたり、おしゃべりするのは、あくまで娯楽。
ムダなことは一切しない気持ちで入院生活を送りました。
だから、ゲームをするときは、あらかじめ時間の約束をしました。交流することはとてもいいことですから^^・
動けることができるようになった体なのに、「ベッドで寝て一日を過ごす」というのは、僕の中ではありえないことでした。
入院して、寝て過ごすために、命を母から与えられたのではなく、入院中にできる限り、自分にできることをして元気に回復すること!
そのためには、甘えは極力省きました。
時間は有限で、その日の時間は一生戻ってきません。
だったら、より有効に使わないと母にも申し訳ないし、自分もダメになってしまうと考えたから。
「自分に厳しく 人に優しく」
僕が、今までずっと大切にしてきたこと。
自分に厳しく、徹底的に追い込みまくって、考えに考え抜いて、より合理的かつ効果的にできるように努力を怠らない。
そういった、非常に負けず嫌いな正確だからこそ、納得のいかない人の指図はどうしても聞き入れることができません。
僕が人と関わることで、一貫していること。
「自分の価値観を押し付けてくる人、威張っている人は苦手」
「それでも理解しようとするつもり。全ての人にリスペクトの気持ちをもって関わることを忘れない。謙虚な気持ちをもって。」
争いごとが苦手だから、自分が苦手(嫌い)な人に自分がなろうとするわけがありません。
だから、自分にはとことん厳しくしますが、人にはその人の価値観、思いを最優先したいです。
今回、行った僕の行動も、僕が考えた上での行動。
他にも良い方法があるだろうし、人から見たらバカみたいなものかもしれない。
伝えたいのは、手術後には、こんなにも歩けるくらい、体が復活するという現実。
行動することで、出会い・健康面・自己管理などメリットが多いという現実。
口では伝えられなかった感謝の気持ち、生きている喜びを、行動から示すことができるいう現実。
全然強制するつもりもありません。
自分にあったやり方で、自分にあった時間で、自分にあった考えで、少しでも実践すると良いと思います。
退院を控えた検査について
そろそろ退院。
そのために、いくつか、検査と面談(指導)があります。
まずは、検査について
腹部CT
眼科
栄養相談
(腎生検) こちらは、退院直前に行うことが多いです。
検査日は、特に決まっていることはなく、退院間近になったらあります。
僕の場合も、呼ばれたときにいく!というスタイルでしたが、ウォーキングのデータで、全く歩いていないときが、検査か、面談のどちらかをやっているときですね。
腹部CTについて
お腹の部分をCTスキャンで腎臓がどのようになっているのか目で確認する検査です。
手術直後も行われました。
僕の場合、手術後16日目の午前中に検査がありました。
だから、午後は目いっぱい歩くようにしました。
腎臓の中の血液が流れている様子もその場で確認できたので、僕は、ハッとして先生にお願いしてみました。
先生、こちらの画像って、いただくこと可能ですか?
理科の授業で使いたいんです。
!!
個人情報といえど、自分のものですからね。
どのようにお使いになるのですか?
小学校6年生の理科の授業で「人の体のつくり」という単元があります。
消化の学習で、内臓について触れますが、僕は本物を見せたいです。
・僕の腎臓に血液が流れていること
・移植してもこうやって無事に動いて生きていられるということ
僕自身の本物の腎臓の生の姿を見せて、「命の授業」をやってみたいんです!
どうか、お願いします!
(笑)
いいですよ。
私もそのような授業うけてみたいです。楽しみですね。
USBにデータとしてお渡しします。
僕が、復帰したとき、授業の中でぜひ実践したい一つです。
僕にしかできない、僕の思いも伝える授業。
やはり心に響く授業(質の高い授業)をやってみたいですね。
先生!ありがとうございます!
眼科について
腎移植を行い、免疫抑制剤の影響で目に支障が来ることはよくあることみたいです。手術が終わっても目が無事に機能しているか調べる大切な検査です。
検査の中に、「瞳孔を開く」検査がありました。
目薬を差して、数分でまぶしくて仕方のない状態が出来上がります。
半日近くは、瞳孔が開いた状態で過ごすしかありません。
もちろん、本など読めませんし、見るもの全てがボヤけてしまいます。
僕は、いつもサングラスを持ち歩いていたので、検査の後はサングラスを半日かけて過ごしました。
ちなみに、手術後17日目に眼科の検査がありました。
ビックリするくらい昼間に歩けていません。
少しでも取り戻そうと、視界がはっきりし始めた夕方からできる限り歩きました。
ジャーン!!
ずいぶん楽に過ごせるようになりましたが、見えにくいのはどうしようもなかったです(泣)
栄養相談について
僕の最も苦手とするところ。
それが、食についての知識と実践です。
怒られるかもしれませんが、あえて告白します。
僕は、料理ができません。今までほとんどしたことがありません。
家庭科の知識も微々たるもの。料理だけでなく、裁縫や、ミシンは全くできません。
今まで、家庭科の先生が必ず受け持ってくださっていたこと、完全に任せっぱなしだったんですね。
家庭でも、調理場にたったことは数えるくらいしかありません。
食事の買い物も付き添いではありますが、サッパリです。
「自分に厳しく人に優しい」をモットーにしている僕ですが、唯一にして最大の弱点が食です。
小学校の先生だから、全部完全にできて当然でしょ!
最悪!そんな人に任せられないわ!
確かにそう言われても、仕方がないくらい、ダメダメです。こと家庭科に関しては・・。
どの先生も・・と比べて逃げるようなことはしません。
担任、専門教科の分業のおかげで、小学校の先生は1週間に空きの時間を確保しています。
その弊害というか、家庭科という教科に対して、あまりにも技能的に無知すぎました・・。
子どものときから、学生のときも、社会人になっても、ずっと甘えっぱなしで苦手な料理。
一人暮らしも長いですが、彼女に作ってもらうか、外食か、お弁当か。
あっ!学生のときは、定食やさんの家庭教師を毎日やっていたので、助かりました♪
お母さんに、妻に、○○に、作ってもらってばかりの人生でしたね・・。実際のところ。
これから、僕が生きていくうえで絶対に乗り越えていかなければいけない最大の壁であり、
絶対、身につけなくてはいけない技能です。
だって、自分のことだから。
せっかく、生きるチャンスがこうやって与えられているのに、自分が苦手だからって、一番大事な食について疎かにするなんてできないから。
よりよく生きていくために、真剣にがんばります!
前置きが長くなりました。
腎移植おめでとう!これから何でも好きなものが食べられるようになりますよ。
でも、食べすぎとか、体重が太りすぎは厳禁ですよ。
自分で考えて食事について、少しは学んでいきましょうね。
栄養指導では、僕の体で、どの程度まで塩分をとってもよいか、たんぱく質をとってもよいか、そのための食事にはどのようなものがあるか、具体的に説明があります。
そのため、検査データには、食事にどれだけの淡白や、塩分が数値として現れているか、その見かたまで習います。
食事分類の中で、どのような食事を食べたらよいかも、丁寧に説明があります。
徹底的に解説すると、膨大な量になるので、退院後の生活(食生活の記録)にて、詳しくまとめていきます。
栄養相談の具体的なアドバイスや、資料も提示していきます。
<僕の今後の目当て>
苦手なことだからこそ、真剣に徹底的に勉強する。
自分で料理を覚える
勉強したこと、覚えた料理をアウトプットする!!
ちなみに、僕の父は10年ほど前に腎移植をしました。
10年間、体重も、血液の数値もほとんど変わっていません。
母による徹底的な食管理の賜物です。
お父さんだって、食事ができるようになったの、ホント最近よ。
タカと同じように、全くできなかったんだから(怒り)
だから、チャンスよ!がんばって!
そんなスーパーティーチャーが近くにいるので、僕も学ぶこといっぱい。
身につけられるものは、とことん身につけてやります!!
ウォーキングと同じで、やると決めた以上、僕はやります!
胸張って・・・・できるように・・・・この時点では、かなり先の話になりそうです。
今現在だって、そこそこです。毎日料理手伝って、自分でできることも少しずつ増えてきていますが・・(焦)
退院後、さらに食について考えさせられる出来事がありました。それはまた今度。
そんなにがんばらなくても大丈夫ですよ。
なんのために移植したのですか?
食べる量や、何が入っているか、とか、普段から気をつけて食事をするだけでも十分ですよ。
数値で変動でてきたら、その都度サポートしますから♪
栄養指導の先生は、かなり気楽に話されていますが、僕は本気!!です。
甘えた生活はイヤだ!!もっと感謝の気持ちを行動で示すために。母にも、妻にも。
・・・・とはいえ、できるところから、スタートしますよ♪
とりあえずは、どんなものを食べるといいか・・・というところ。
見てろよ!!天才料理人タカとして、また一つ技能を身につけてやる!!(まだ先だけど)
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